レバノンのヒズブッラーのナスルッラー書記長はレバノン国内の某所でパレスチナのハマースのハリール・ハイヤ氏を代表とする使節団と会談(2024年7月5日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、7月5日の戦果について以下の通り発表した。

午後12時30分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のラムサー陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後12時45分、カフルシューバー村丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後1時20分、ラーミヤー村を砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)南部に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するシュロミ町の建物1棟を攻撃。

(時刻明示せず)ユフムル・シュカイフ村、カフルタブニート村などに対する攻撃への報復として、キリヤット・シュモナ入植地の第769旅団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、アイレット・ハシャハルの第91師団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)カフルシューバー村丘陵地帯、マルカバ村、ヒヤーム村に対する攻撃で、民間人が負傷したことへの報復として、マルガリオット入植地をカチューシャ砲複数発で攻撃。

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ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はレバノン国内の某所で、パレスチナのハマースのハリール・ハイヤ氏を代表とする使節団と会談した。

会談には、ハマースの在レバノン指導部のウサーマ・ハムダーン氏も同席した。

会談では、パレスチナの治安、政治情勢、、レバノン、イエメン、そしてイラクの各戦線の状況、停戦交渉の進捗について意見が交わされ、両者の連携が改めて確認された。

マナール・チャンネル(7月4日付)が伝えた。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前7時42分、ジェット戦闘機複数機が夜間、ジッビーン村、カフルハマーム村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラなどを攻撃。また、ナークーラ村地域を砲撃し、脅威を排除。

午後6時27分、レバノンからザルイット入植地地域に5つの飛翔体が飛来、うち3つがドヴ山地域に墜落。また、先ほど、ジェット戦闘機複数機が地対空ミサイル1発を撃破。さらに、マルカバ村地域の軍事施設にヒズブッラーのテロリスト1人が入るのを確認し、ジェット戦闘機複数機がこれを攻撃。

午後10時14分、レバノンから数時間前にイスラエル北部に複数の飛翔体が飛来、多連装ミサイルで多数を撃破、また飛翔体発射地点を砲撃などで攻撃。キリヤット・シュモナ入植地に対する飛翔体の攻撃で、イスラエル軍兵士2人が軽傷を負う。先ほどジェット戦闘機複数機がマルワヒーン村、フーラー村地域にあるヒズブッラーのミサイル発射台と監視ポストを攻撃。

AFP, July 5, 2024、ANHA, July 5, 2024、‘Inab Baladi, July 5, 2024、Qanat al-Manar, July 5, 2024、Reuters, July 5, 2024、SANA, July 5, 2024、SOHR, July 5, 2024などをもとに作成。

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