ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を5回攻撃する一方、占領下のシリア領ゴラン高原にあるイスラエル軍の陣地や入植地などを空撮したビデオ映像を発表(2024年7月9日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、7月9日の戦果について以下の通り発表した。

午後12時56分、マルジュ陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後3時5分、ハドブ・ヤーリーン陣地にあるスパイ設備を地対地ミサイル1発で攻撃し、これを破壊、火災を発生させる。

(時刻明示せず)イラッブ・サラースィーン村などに対する攻撃への報復として、スラエル軍が使用するマナラ入植地の建物を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ダマスカス・ベイルート街道沿線のサブーラ町に対する攻撃への報復として、ナファフ基地の第210ゴラン師団司令部をカチューシャ砲数十発で攻撃。

(時刻明示せず)カフルカラー村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するアヴィヴィム入植地の建物1棟を攻撃。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、ハイファー市西のキリヤット・ヤム市、占領下のシリア領ゴラン高原にあるイスラエル軍の陣地や入植地を空撮したビデオ映像「フドフド2」を公開した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後4時22分、ラッブ・サラースィーン村からミスガブ・アム(キブツ)地域に本日早く、多数の飛翔体が飛来、多連装ミサイルがほとんどを撃破。この直後、砲撃を行ったヒズブッラーの軍事施設にテロリスト2人が入るのを確認し、これを攻撃。

午後7時45分、ゴラン高原中部にレバノンから約40の飛翔体が飛来、一部が空地に墜落。本日早く、カフルカラー村地域にあるヒズブッラーの軍事施設を攻撃。

午後11時16分、ゴラン高原に向けた飛翔体を発射したカブリーハー村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを今晩早く攻撃。またカフルカラー村地域にある軍事拠点複数ヵ所を攻撃。

AFP, July 9, 2024、ANHA, July 9, 2024、‘Inab Baladi, July 9, 2024、Qanat al-Manar, July 9, 2024、Reuters, July 9, 2024、SANA, July 9, 2024、SOHR, July 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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