ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を4回攻撃したと発表(2024年7月16日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、7月16日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せず)カフルタブニート村に対する攻撃で民間人複数が死亡したことへの報復として、キリヤット・シュモナ入植地をカチューシャ砲数十発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ベイト・ヒレル入植地の平原大隊司令部をカチューシャ砲数複数で攻撃。

(時刻明示せず)イスラエル軍の攻撃で子供3人が死亡したことへの報復として、カブリ(キブツ)をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)カフルカラー村、アイタルーン村、アイター・シャアブ村、ウンム・トゥート村に対する攻撃や3人が死亡したことへの報復として、カファル・ホウシェン村、オル・ハガノス村、バリヨハイ村、メロン村をカチューシャ砲複数初で攻撃。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前7時47分、フーラー村、カフルカラー村、バニー・ハイヤーン村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。ブライダー村、ダイル・ミーマース村、ルマイシュ村地域を砲撃し、脅威を排除。

午後5時41分、前日にキリヤット・シュモナ入植地に向けて飛翔体を発射したヒズブッラーのテロリスト2人が発射地点から逃げるのを確認、マンスーリー村地域でこの2人を攻撃。カフルカラー村、ダイル・ミーマース村、アイター・シャアブ村地域を砲撃し、脅威を排除。

午後9時1分、レバノンからガリラヤ・パンハンドルに数時間にわたって約40発の飛翔体が発射され、一部を撃破。キリヤット・シュモナ入植地に飛翔体を発射したブラート村地域の1ヵ所を攻撃。これに先立って、ヤーリーン村地域でヒズブッラーのテロ細胞を攻撃。

午後11時3分、レバノンから西ガリラヤ地方に約10発の飛翔体が発射され、空地に着弾するのを確認。カフルカラー村、アイター・シャアブ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設を攻撃。アイタルーン村、アイター・シャアブ村地域のテロ・インフラを攻撃。

AFP, July 16, 2024、ANHA, July 16, 2024、‘Inab Baladi, July 16, 2024、Qanat al-Manar, July 16, 2024、Reuters, July 16, 2024、SANA, July 16, 2024、SOHR, July 16, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

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