シリア・ロシア国交樹立80年を記念して、首都ダマスカスのアサド文化芸術館で記念コンサートが開催され、シリア国立交響楽団がミサーク・バグボデリアンの指揮のもとで演奏を行った。
コンサートではまた、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣が挨拶を行い、以下の通り述べ、シリアとロシアの完全な勝利を達成することが必要だと強調した。
我々の戦いは一つだ。シリアとロシアに対して西側が使用する道具と手法は同じだ。シリアでテロリストが使われたように、ロシアでテロリストとネオ・ナチが使われている。また、経済制裁と包囲という武器も使用されている…。
我々は、ロシアとともに世界の多くの国々が支持する対話、他者の尊重、そして国民の利益に基づく文明的モデルが、文明の衝突を促進する西側のモデルに対して大きな勝利を収めつつあると確信している。
また、在シリア・ロシア大使館のアレクサンドル・エフィモフ大使も挨拶を行った。
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アサド大統領とロシアのヴラジーミル・プーチン大統領は、シリア・ロシア国交樹立80年を記念して、祝電を交わした。
アサド大統領はそのなかで以下の通り述べた。
両国は80年間にわたって、支援を交わし、あらゆる形態の圧力や従属の試みにもかかわらず、原則と尊厳を堅持してきた…。ロシアがその立場を堅持することは、多極化する世界の基礎を築くものだ。我々が直面する覇権と戦争において、譲歩の余地はなく、堅持こそが最終決断であり、後退や敗北ではない…。
ロシアの政策と立場は、原則と価値観、国家の主権の尊重に基づく、善と平和を求める力としての位置を確立している…。
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SANA(7月21日付)が伝えた。
AFP, July 21, 2024、ANHA, July 21, 2024、‘Inab Baladi, July 21, 2024、Reuters, July 21, 2024、SANA, July 21, 2024、SOHR, July 21, 2024などをもとに作成。
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