ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を6回攻撃する一方、戦闘員3人が死亡したと発表(2024年7月21日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、7月21日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せず)アドルーン村に対する攻撃で、民間人多数が負傷したことへの報復として、ダフナ(キブツ)をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後1時24分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のラムサー陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時8分、カフルシューバー村丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)アドルーン村、フーラー村に対する攻撃への報復として、ハニタ(キブツ)にあるイスラエル軍の司令部を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、兵士らを殺傷。

(時刻明示せず)同じく報復として、アイン・ゼイティム基地の北部軍団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)アルマー・シャアブ村に対する攻撃への報復として、ザルイット入植地を砲撃。

**

レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員3人が死亡したと発表した。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前7時46分、レバノン南部にあるヒズブッラーの武器貯蔵施設2ヵ所を攻撃。

午後12時59分、フーラー村地域でヒズブッラーのテロリスト1人を活動を確認し、これを攻撃。

午後6時00分、レバノンから西ガリラヤ地方に多数のUAVが飛来、ハニタ入植地やヤアラ入植地への攻撃を確認、火災が発生。

午後10時46分、アイター・シャアブ村、ヒヤーム村、ヤーリーン村地域にあるヒズブッラーのミサイル発射基、監視ポスト、テロ・インフラを攻撃。

AFP, July 21, 2024、ANHA, July 21, 2024、‘Inab Baladi, July 21, 2024、Qanat al-Manar, July 21, 2024、Reuters, July 21, 2024、SANA, July 21, 2024、SOHR, July 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts