ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が米国(有志連合)が実質占領するタンフ国境通行所地帯(55キロ地帯)の上空に進入し、ワアル渓谷とミヤーフ渓谷にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数ヵ所を爆撃した。
ダーイシュ戦闘員に死傷者はなかった。
これに関して、ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にロシア空軍が、米国(有志連合)の実質占領下にあるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)を出て、ダイル・ザウル県のビシュリー山の奥地に潜伏した武装集団の展開場所4ヵ所に対して爆撃を行ったと発表した。
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イグナシュク副センター長はまた、米主導の有志連合所属のF/A-18戦闘爆撃機1機が17日朝、米国(有志連合)が実質占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)上空高度6,700メートルで、ロシア空軍のAn-301機に危険な接近をしたと発表した。
ロシア軍パイロットはプロ意識を発揮し、衝突を防ぐための適切な措置を講じたという。
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さらに、副センター長は、シリアの当局とロシア当事者和解調整センターの取り組みのもと、米国が違法に駐留するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた5人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、シリア政府の支配地に脱出したと発表した。
RIAノーヴォスチ通信(8月18日付)、タス通信(8月18日付)が伝えた。
AFP, August 18, 2024、ANHA, August 18, 2024、‘Inab Baladi, August 18, 2024、Qanat al-Manar, August 18, 2024、Reuters, August 18, 2024、RIA Novosti, August 18, 2024、SANA, August 18, 2024、SOHR, August 18, 2024、TASS, August 18, 2024などをもとに作成。
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