ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を8回攻撃する一方、戦闘員2人が死亡したと発表(2024年8月21日)

AFP(8月21日付)などによると、イスラエル軍はサイダー市のアイン・フルワ・パレスチナ難民キャンプ近くを移動中の車を無人航空機で攻撃し、乗っていたファタハのアクサー殉教者大隊の司令官の1人ハリール・マクダフ准将を殺害した。

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レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、8月21日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せず)ザルイット入植地一帯を移動するイスラエル軍部隊を砲撃。

(時刻明示せず)ベカーア地方に対する攻撃への報復として、占領下ゴラン高原のツヌバール兵站基地をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午前8時15分、バイト・リーフ村などに対する攻撃への報復として、ハドブ・ヤールーン陣地を自爆型無人航空機1機で攻撃し、直接の損害を与える。

午前9時30分、ハドブ・ヤールーン陣地を砲撃。

(時刻明示せず)ベカーア地方に対する攻撃への報復として、アミアド(キブツ)にあるガリラヤ師団の予備部隊基地と兵站貯蔵施設を自爆型無人航空機複数発で攻撃し、標的に正確に損害を与えた。

(時刻明示せず)アッバースィーヤ陣地でメルガバ戦車1輌を地対地ミサイル1発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時20分、バイト・リーフ村などに対する攻撃への報復として、ラミム村(ゴラン旅団に所属する大隊の基地)をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後2時45分、ミスカヴ・アム(キブツ)に配置されているイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時45分、マルキヤ入植地を砲撃。

午後5時50分、リーシャー池陣地のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時35分、ザルイット入植地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後7時10分、ラモト・ナフタリ入植地をカチューシャ砲複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後9時40分、ザウラ入植地の砲台複数ヵ所をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員5人が死亡したと発表した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前6時37分、イスラエル空軍は夜間、ベカー地方にあるヒズブッラーの武器貯蔵施設多数、防空システムを攻撃。前日のヤアラ入植地に対する攻撃を受け、イスラエル空軍は、アブー・シャーフ村地域にある飛翔体発射装置を攻撃。イスラエル空軍は、ワーディー・ハムール地域でテロリスト1人を攻撃。イスラエル空軍は、アイター・シャアブ村、ラーミヤ村、タッルーシャ村地域でもヒズブッラーの軍事施設を攻撃。

午前9時8分、レバノンからゴラン高原に約50発の飛翔体が発射されたのを確認し、多連装ミサイルが一部を撃破、多数がカツリーン村地域に着弾。イスラエル空軍は夜間、バイト・リーフ村地域でヒズブッラーのテロリスト1人を攻撃。

午後12時25分、上ガリラヤ地方に複数の不審な航空標的が飛来、多連装ミサイルが一部を撃破、一部が着弾。

午後2時32分、イスラエル国防軍(IDF)とイスラエル保安庁(ISA)の共同発表を出し、サイダー市地域でファハのハリール・マクダフを殲滅したと発表。

午後10時8分、シーヒーン村地域の施設からザルイット入植地にロケット弾を発射したヒズブッラーのテロリスト1人をイスラエル空軍が攻撃。イスラエル空軍はまた、カフルカラー村地域にあるヒズブッラーの軍事施設を攻撃、アイター・シャアブ村、アルマー・シャアブ村地域を砲撃し、脅威を排除。

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NNA(8月21日付)によると、ヒヤーム村、サルダ村一帯へのイスラエル軍の砲撃で、シリア人羊飼い1人が死亡した。

AFP, August 21, 2024、ANHA, August 21, 2024、‘Inab Baladi, August 21, 2024、NNA, August 21, 2024、Qanat al-Manar, August 21, 2024、Reuters, August 21, 2024、SANA, August 21, 2024、SOHR, August 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

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