ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を11回攻撃したと発表(2024年9月9日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月9日の戦果について以下の通り発表した。

午前8時12分、マヤン・バルーク(キブツ)をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ヒルバト・スィルム村などに対する攻撃への報復として、シュラガ(キブツ)のご覧旅団司令部と第621エゴズ部隊の司令部を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)レバノン領空を侵犯したイスラエル軍航空機1機を地対空ミサイル1発で迎撃し、撃退。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、ヤアラ入植地南の西部旅団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後1時45分、マルジュ陣地を砲撃。

(時刻明示せず)ハーニーン村などに対する攻撃への報復として、ジャル・アラーム陣地を自爆型無人航空機2機で攻撃。

午後3時35分、ハブーシート陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時45分、ジャル・アラーム陣地を砲撃。

午後3時45分、占領下カフルシューバー丘陵地帯のラムサー陣地のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時30分、メトゥラ町一帯に展開するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃。

午後10時40分、マルキヤ入植地でイスラエル軍部隊の動きを捕捉し、これを攻撃、直接の損害を与える。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午後7時41分、イスラエル空軍は夜間、カフルカラー村、タイバ村、ハニーン村、ヤーリーン村にあるヒズブッラーの軍事施設、ロケット弾発射装置を攻撃、前日にはヒルバト・スィルム村地域にあるヒズブッラーの軍事施設を攻撃。

午前11時39分、西ガリラヤ地方に敵航空機1機と2発の不審な航空標的がレバノンから侵入、1つがナハリヤ市地域にラッカ。

午後7時45分、シュロミ町に隣接する地域に3発の航空標的が落下し、イスラエル軍兵士2人が軽傷を負う。イスラエル空軍は数時間にわたってカフルカラー村地域にあるヒズブッラーの軍事施設、監視ポストを攻撃。カフルシューバー丘陵地帯で先ほど、イスラエル軍戦車がヒズブッラーの監視ポストを攻撃。

AFP, September 9, 2024、ANHA, September 9, 2024、‘Inab Baladi, September 9, 2024、Qanat al-Manar September 9, 2024、Reuters, September 9, 2024、SANA, September 9, 2024、SOHR, September 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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