ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を8回攻撃する一方、戦闘員1人が死亡したと発表(2024年9月13日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月13日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せずカフルジャウズ村などに対する攻撃への報復として、ビリヤ村の北部地区司令部の防空基地をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後12時35分、マルジュ陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後12時48分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)フィロン村(第210師団の旅団司令部、北部地区の貯蔵施設)を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、確実に損害を与える。

午後1時50分、バイヤード・ブライダー陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後3時00分、リーシャー池に到着したイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時35分、ザウラ入植地の砲台複数ヵ所をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)アフマディーヤ村などに対する攻撃への報復として、ヤドブ・ヤーリーン陣地をブルカーン重ロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員1人が死亡したと発表した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前1時54分、サファド市地域で先ほど、約20発の飛翔体がレバノンから飛来、ほとんどを撃破、一部が空き地に着弾、ビリヤ村地域で火災が発生。

午後1時43分、上ガリラヤ地方に不審な飛翔体1つがレバノンから飛来し、同地に落下。ミスカヴ・アム入植地地域に2発の飛翔体がレバノンから飛来、多連装ミサイルがこれを迎撃。スニル(キブツ)地域に1発の飛翔体が飛来し、空き地に落下。

午後3時51分、午後2時22分と29分に西ガリラヤ地方で警報が発令され、不審な飛翔体1つがレバノンから飛来し、同地に落下。午後2時47分にザルイット入植地とショメラ入植地で警報が発令され、多連装ミサイルが不審な航空標的1つを迎撃。

午後8時1分、イスラエル空軍は本日早く、カウカバ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設、マジュダル・ズーン村、ジッビーン村、ブライダー村地域にあるヒズブッラーのロケット弾発射装置1基、軍事施設を攻撃。さらに、ラッブーナ村、ラーミヤ村、アイター・シャアブ村、アルマー・シャアブ村地域を砲撃。

AFP, September 13, 2024、ANHA, September 13, 2024、‘Inab Baladi, September 13, 2024、Qanat al-Manar September 13, 2024、Reuters, September 13, 2024、SANA, September 13, 2024、SOHR, September 13, 2024などをもとに作成。

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