レバノンで、18日午後、首都ベイルート南部郊外(ダーヒヤ)、ベカー県、南部県、ナバティーヤ県各所で、複数の無線機が相次いでに爆発し、保健省の発表によると、9人が死亡、300人以上が負傷した。
これに関して、レバノンの通信省は、爆発したのは、ICOM社のIC-V82型無線機で、同機種は、治安機関の承認を経て通信省が行う販売許可が下りておらず、国内の代理店で販売されていないものと発表した。
また、ロイター通信(9月18日付)は、爆発した無線機の写真の内側に、ICOM、日本製と書かれていたと伝えた。
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レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月18日の戦果について以下の通り発表した。
(時刻明示せず)マジュダル・スィルム村、ブライダー村などに対する攻撃への報復として、ネヴェ・ゼエフの砲台複数ヵ所をロケット弾で攻撃。
(時刻明示せず)同じく報復として、ハブーシェトの第810ヘルモン旅団に所属する連隊司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。
(時刻明示せず)同じく報復として、ベイト・ヒレル入植地の平原大隊司令部をカチューシャ砲で砲撃。
午後6時30分、バイヤード・ブライダー陣地を砲撃し、直接の損害を与える。
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レバノン・イスラーム抵抗はまた、ページャーや無線機の爆発で死亡したと見られる戦闘員11人と預言者病院の医療スタッフ1人の氏名などを発表した。
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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。
午前9時10分、昨日、マジュダル・スィルム村地域のテロ・インフラで活動するヒズブッラーのテロリストらをイスラエル空軍が攻撃。イスラエル空軍はまた、レバノン南部の5ヵ所でヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。さらに夜間には、ウダイサ村、マルカバ村、ブライダー村、マールーン・ラアス村、シーヒーン村地域のテロインフラを攻撃。レバノン南部の複数ヵ所を砲撃。
午後12時00分、不審な航空標的1つが本日早く、レバノンからロシュ・ハニクラ(キブツ)地域に飛来、多連装ミサイルが迎撃。
午後10時7分、上ガリラヤ地域で午後4時39分と44分に警報が発令され、約20発の飛翔体がレバノンから飛来、一部を迎撃。飛翔体1発がテル・ハイ入植地地域に落下し、火災が発生。約10発の飛翔体がヘルモン山地方に終日飛来し、空き地に落下。本日早く、ジッビーン村地域のテロ・インフラでが活動するヒズブッラーのテロリスト数人をイスラエル空軍が攻撃。イスラエル空軍はまた、ハルタ村、カフルキラー村、ウダイサ村、シャーマ村にあるロケット弾発射装置、テロ・インフラを攻撃。
AFP, September 18, 2024、ANHA, September 18, 2024、‘Inab Baladi, September 18, 2024、NNA, September 18, 2024、Qanat al-Manar September 18, 2024、Reuters, September 18, 2024、SANA, September 18, 2024、SOHR, September 18, 2024などをもとに作成。
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