スプートニク・アラビア語版:ウクライナ軍の専門家250人からなる一団がシャーム解放機構とトルキスタン・イスラーム党に無人航空機製造の技術を供与するためイドリブ県に到着(2024年9月17日)

スプートニク・アラビア語版(9月17日付)は、シリアの消息筋の話として、ウクライナ軍の専門家250人からなる一団が、シャーム解放機構に無人航空機製造の技術を供与するため、シリア北部のイドリブ県に到着したと伝えた。

250人は、イドリブ市、ジスル・シュグール市農村地帯の複数ヵ所の製造工場に配置され、無人航空機の製造の指導にあたるという。

このうちイドリブ市では、シャーム解放機構はウクライラ側から無人航空機の組み立てに必要な部品を受け取ったという。

ウクライナは数回に分けてイドリブ県にスペアパーツなどを民間の商業品として数回に分けて輸送したという。

同筋によると、ウクライナ軍専門家らはまた、中国の新疆ウィグル自治区出身者からなるトルキスタン・イスラーム党のメンバーにも無人航空機の使用、改良の技術を供与する予定だという。

AFP, September 17, 2024、ANHA, September 17, 2024、‘Inab Baladi, September 17, 2024、Reuters, September 17, 2024、SANA, September 17, 2024、Sputnik Arabic, September 17, 2024、SOHR, September 17, 2024などをもとに作成。

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