ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を11回攻撃する一方、イブラーヒーム・ムハンマド・アキール司令官、アフマド・マフムード・ワフビー司令官ら18人が死亡したと発表(2024年9月21日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月21日の戦果について以下の通り発表した。

午前11時10分、ジャル・アラーム陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、ビリヤ村の北部地区司令部の防空基地をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ラモット・ナフタリ入植地の大631ゴラン旅団偵察部隊司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後2時00分、ザルイット入植地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、ベイト・ヒレル入植地の平原大隊司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、カイラア村の防空ミサイル司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、アダミット(キブツ)の第146師団所属第300旅団をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、ナファフ基地の第210ゴラン師団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、アイレット・ハショハル(キブツ)のガリラヤ師団の司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後5時50分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のラムサー陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時50分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、20日のベイルート郊外南部郊外(ダーヒヤ)に対するイスラエルの爆撃で死亡したとされるイブラーヒーム・ムハンマド・アキール(ハーッジ・アブドゥルカーディル)司令官、アフマド・マフムード・ワフビー(ハーッジ・アブー・フサイン・サミール)司令官など、18人が戦死したと発表した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午後3時40分、イスラエル空軍ジェット戦闘機複数機が昨晩(金曜日)、ベイルート郊外のダーヒヤに対する精密爆撃によって、イブラーヒーム・アキール、ラドワーン部隊司令官のアブー・ハサン・サミールら15人を殲滅。

午後5時28分、上ガリラヤ地方、ゴラン高原、サファド市地域で警報が発令され、約90発の飛翔体がレバノンから飛来。イスラエル空軍はロケット弾発射装置数千ヵ所を攻撃。イスラエル軍は南部の複数ヵ所を砲撃。

AFP, September 21, 2024、ANHA, September 21, 2024、‘Inab Baladi, September 21, 2024、Qanat al-Manar September 21, 2024、Reuters, September 21, 2024、SANA, September 21, 2024、SOHR, September 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

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