イラク・イスラーム抵抗はイスラエルに対して無人航空機、アルカブ巡航ミサイルで4回攻撃したと発表:イスラエルはこれらを撃破したと発表(2024年9月22日)

イラク・イスラーム抵抗は午前7時00分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、「我々の占領地」内の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

また、午前9時35分に声明を出し、「我々の占領地内」北部の標的複数ヵ所をアルカブ巡航ミサイル複数発で攻撃したと発表した。

午前9時46分にも声明を出し、「我々の占領地内」南部の標的複数ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

さらに、午前10時27分に声明を出し、ヨルダン渓谷(ヨルダン川西岸地区)の標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午後9時57分にも声明を出し、ヨルダン渓谷(ヨルダン川西岸地区)の標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

 

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これらの攻撃に関して、イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下のような発表を行った。

午前2時45分、ゴラン高原南部で先ほど警報が発令され、複数の不審な航空標的がイラク方面から接近、標的はイスラエル領内に侵入せず、撃破された。

午前7時7分、アラバ渓谷で警報が発令され、東部からイスラエル領に向けて不振な航空標的一つが飛来。標的はイスラエル領内に侵入する前に撃破された。

午前10時48分、ゴラン地域南部で警報が発令され、イスラエル空軍は、東部から飛来し、イスラエル領内に侵入した不振な航空標的1つを撃破。

午後10時38分、ゴラン地域南部、ベト・シェアン渓谷地域で警報が発令され、イラクから発射されたUAV1機がシリアを経由して、イスラエル領内に向けて飛来、撃破が行われた。

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一方、シリア人権監視団によると、ダルアー県イズラア市一帯からロケット弾2発が発射され、イスラエル占領下のゴラン高原に着弾した。

イスラエル軍はまた、シリアの砂漠地帯(米軍(有志連合)の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)周辺地域)から発射された無人航空機複数機を迎撃した。

AFP, September 22, 2024、ANHA, September 22, 2024、‘Inab Baladi, September 22, 2024、Reuters, September 22, 2024、SANA, September 22, 2024、SOHR, September 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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