「決戦」作戦司令室がラタキア県でシリア軍の陣地複数ヵ所に対して特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、兵士4人を殺害、3人を負傷(2024年9月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村と周辺森林地帯を自爆型無人航空機1機と迫撃砲で攻撃した。

「決戦」作戦司令室がこれに応戦し、無人航空機1機を撃墜した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、国民解放戦線がシリア政府の支配下にあるカサブ町一帯を砲撃した。

また、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるトルコマン山地方のアイン・イーサー村一帯でシリア軍の陣地複数ヵ所に対して特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、兵士4人を殺害、3人を負傷させた。

AFP, September 24, 2024、ANHA, September 24, 2024、‘Inab Baladi, September 24, 2024、Reuters, September 24, 2024、SANA, September 24, 2024、SOHR, September 24, 2024などをもとに作成。

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