外務在外居住者省は国境通行所や難民・避難民を狙ったイスラエル軍の攻撃を「血塗られた犯罪思考を反映している」と非難(2024年9月26日)

外務在外居住者省は、シリアのヒムス県とレバノンのベカーア県を結ぶマトリバー(ハムラー)国境通行所へのイスラエル軍の爆撃で8人が負傷し、レバノンのベカーア県ユーニーン町に対する爆撃でシリア難民23人が死亡したことを受けて声明を出し、レバノンをはじめとする地域諸国へのイスラエル軍の攻撃を「血塗られた犯罪思考を反映している」としたうえで、国際法、国際人道法、人権条約を軽視する行為だと非難した。

SANA(9月26日付)が伝えた。

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なお、シリア人権監視団によると、過去72時間でシリア難民107人(うち子供33人、女性24人)が死亡した。

AFP, September 26, 2024、ANHA, September 26, 2024、‘Inab Baladi, September 26, 2024、Naharnet, September 26, 2024、Reuters, September 26, 2024、SANA, September 26, 2024、SOHR, September 26, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

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