シリア人権監視団は、複数筋の情報として、「シリアのアル=カーイダ」として知られる国際テロ組織のシャーム解放機構が、複数の外国の支援を受けて、ハマー県、イドリブ県、ラタキア県の農村地帯、アレッポ県のアレッポ市に対する大規模攻撃を準備していたが、トルコが実施に異議を唱え、これを拒否したと発表した。
同筋によると、シャーム解放機構は、新たな軍事作戦によって、支配地を拡大することを画策していたが、トルコは、新たな戦闘が現地に壊滅的な結果を招き、シャーム解放機構が攻撃対象として想定している地域に、国内避難民(IDPs)キャンプが多く存在するために、戦闘が激化した場合、IDPsを含む住民が避難できる場所がないとして、反対したという。
なお、レバノンのムドン(10月4日付)も同様の内容を報じていた。
AFP, October 8, 2024、al-Mudun, October, 2024、ANHA, October 8, 2024、‘Inab Baladi, October 8, 2024、Reuters, October 8, 2024、SANA, October 8, 2024、SOHR, October 8, 2024などをもとに作成。
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