ナハールネット(10月10日付)、NNA(10月10日付)、マナール・チャンネル(10月10日付)などによると、イスラエル軍は首都ベイルートの中心部のラアスナブア地区・ヌワイリー地区とブルジュ・アビー・ハイダル地区を2回にわたって爆撃した。
10日の攻撃に関して、イスラエル軍は午前0時17分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、イスラエル空軍が紅海上空でUAV1機を撃破したと発表した。
また、午前5時56分、兵士1人がレバノン南部の戦闘で死亡したとする声明を発表した。
一方、午前8時13分、ヒズブッラーのフーラ村地域の前線司令官のアフマド・ムスタファー・ハーッジ・アリーを殲滅したと発表した。
さらに、午後8時50分、UNIFIL基地に隣接するナークーラ村地域で作戦を実施したと発表した。
なお、午後11時の段階で、ヒズブッラーは約190発の飛翔体をイスラエルに向けて発射したという。
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レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月10日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して20回の攻撃を実施したと発表した。
一連の攻撃において、レバノン・イスラーム抵抗はナークーラ岬に接近するイスラエル軍戦車1輌を破壊したほか、マイス・ジャバル村一帯に侵攻したイスラエル軍部隊と交戦した。
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保健省によると、この2回の爆撃で少なくとも11人が死亡、48人が負傷した。
また、過去24時間での死者数は29人、負傷者数は113人にのぼった。
これにより、昨年10月以降の死者数は2169人、負傷者数は1万212人となった。
なお、イスラエル軍の攻撃を受けて1,023ヵ所に収容キャンプが設置されているが、822ヵ所が収容上限に達している。
現在、国内避難民(IDPs)は18万6400人(3万8700世帯)に達している。
一方、レバノン総合治安総局の発表によると、10月23日以降、シリア人31万4481人とレバノン人11万1801人がシリアに避難している。
AFP, October 10, 2024、ANHA, October 10, 2024、‘Inab Baladi, October 10, 2024、Naharnet, October 10, 2024、NNA, October 10, 2024、Qanat al-Manar October 10, 2024、Reuters, October 10, 2024、SANA, October 10, 2024、SOHR, October 10, 2024などをもとに作成。
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