ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるラタキア県、イドリブ県各所に28回の爆撃を実施(2024年10月14日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるクバイナ丘の1ヵ所に対して真空爆弾を使用して、3回の爆撃を実施した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるイブサクール村の森林地帯に対して5回の爆撃を、バータンター村の森林地帯に対して4回の爆撃を、マアッラトミスリーン市西のシャイフ・バフル村近くに対して4回の爆撃を、ジスル・シュグールし近郊のカンダ村、マルアンド村、シャイフ・スィンドヤーン村に対して7回の爆撃を実施した。

イドリブ県、ラタキア県に対するロシア軍の爆撃は28回に及んだという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のカストゥーン村、カルクール村、マシーク村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアターリブ市を砲撃し、砲弾複数発が同市内の学校を転用して使用されているトルコ軍の拠点近くに着弾した。

シリア軍はまた、カスル村、カフル・アンマ村を砲撃した。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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