シリア人権監視団はイドリブ県のタッル・キルスヤーン村出身のシリア人男性1人が、レバノンからシリアに帰国した当局に恣意的に逮捕され、獄中での拷問で死亡したと発表(2024年10月23日)

シリア人権監視団は、複数筋の話としてイドリブ県のタッル・キルスヤーン村出身のシリア人男性1人が、レバノンからシリアに帰国した当局に恣意的に逮捕され、獄中での拷問で死亡したと発表した。

同筋によると、この男性は9月に、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で軍事情報局によって、何の容疑もないままに拘束され、ハマー県内の刑務所に移送され、1ヵ月にわたる拷問の末に死亡、その遺体は家族に引き渡されたという。

シリア人権監視団によると、シリアの獄中で拷問死は2024年に入って48件目だという。

AFP, October 23, 2024、ANHA, October 23, 2024、‘Inab Baladi, October 23, 2024、Reuters, October 23, 2024、SANA, October 23, 2024、SOHR, October 23, 2024などをもとに作成。

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