ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の防空部隊がヒムス市南部のウーカース地区上空に飛来したイスラエル軍所属と見られる無人偵察機1機を迎撃、これを撃破した。
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国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)で、午後3時20分頃、イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面から首都ダマスカス(ダマスカス県)のマッザ区、ダマスカス郊外県のクドスィーヤー市一帯を狙って航空攻撃を行い、女性と子供を含む15人が死亡、16人が負傷し、標的となった建物や私有財産やその周辺に甚大な物的損害が生じたと発表した。
この攻撃に関して、外務在外居住者省はフェイスブックの公式アカウントなどを通じて声明(https://www.facebook.com/Mofaexsy/)を出し、「シオニスト政体が多くの域内諸国に対して続ける攻撃、パレスチナ、レバノン領人民に対する無制限のジェノサイド戦争で目的を実現することに失敗した明白な兆候」だとして、これを非難するとともに、域内での緊張拡大を懸念、国際社会にイスラエルの攻撃と人権侵害を阻止するよう訴えた。
SANA(11月14日付)が伝えた。
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イスラエル軍は午後5時41分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、イスラエル軍がシリア領内にあるパレスチナのイスラーム聖戦機構のテロインフラと指揮所複数ヵ所を攻撃と発表し、その際の映像を公開した。
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シリア人権監視団、シャームFM(11月14日付)などによると、イスラエル軍が爆撃したのは、ヴィーラート・マッザ地区のサラーヤー交差点近くにある3階建ての集合住宅1胸と、クドスィーヤー市のサハーバ・モスク近くの集合住宅1棟。
これにより、マッザ区では、民間人5人(子供2人、女性1人、若い医師1人、パレスチナ作家記者総連合書記1人)、「イランの民兵」の外国人メンバー2人、身元不明者3人が死亡、民間人4人、軍関係者11人が負傷、クドスィーヤー市では「イランに所属するパレスチナ人組織」のメンバー10人が死亡、6人が負傷した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がクサイル市近郊のオロンテス川に架かるムーフ橋と高架橋を爆撃し、一部が損害を受けた。
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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って150回(うち124回が航空攻撃、26回が地上攻撃)となり、これにより269あまりの標的が破壊され、軍関係者299人が死亡、262人が負傷した。
同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。
イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:55人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):85人
「イランの民兵」の外国人メンバー:27人
シリア軍将兵:62人
身元不明者:17人
また、民間人も61人(うち子供11人、女性15人)が死亡、62人あまりが負傷している。
攻撃の県別内訳は以下の通りである。
ダマスカス県、ダマスカス郊外県:53回
ダルアー県:17回
ヒムス県:49回
クナイトラ県:16回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:3回
ハマー県:4回
スワイダー県:3回
ラタキア県:2回
イドリブ県:1回
AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。
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