国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のシリア事務所は緊急対応概要を発表し、イスラエルのレバノンへの攻撃激化を受けて、9月24日以降、レバノンからシリアに避難したシリア人とレバノン人が推計で55万7000人に達していると発表した。
このうち63%がシリア人、37%がレバノン人。
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国連人道問題調整事務所(OCHA)のエデム・ウォソルヌ緊急対応アドボカシー部門ディレクターが、トム・フレッチャー人道問題担当調整官兼緊急援助調整官に代理として、国連安保理でシリアの人道状況に関するブリーフィングを行った。
OCHAが運営するReliefwebによると、ウォソルヌ氏はブリーフィングのなかで、推計で約7,800人がイスラエルのレバノン攻撃激化を受けて、レバノンから反体制派の支配下にあるシリア北西部に避難・帰還していると述べた。
トルコ占領地とシャーム解放機構主体の反体制派の支配地での人道状況をフォローしているシリア対応調整者は11月7日、アレッポ県のアウン・ダーダート村の通行所を経由して反体制派支配地に入った避難民の数が7,892人に達していると発表していた。
AFP, November 22, 2024、ANHA, November 22, 2024、‘Inab Baladi, November 22, 2024、Reuters, November 22, 2024、SANA, November 22, 2024、SOHR, November 22, 2024などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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