イスラエル軍はレバノン各所を爆撃し、50人以上死亡、UNIFILイタリア軍部隊の兵士4人も負傷(2024年11月22日)

ナハールネット(11月22日付)、NNA(11月22日付)、マナール・チャンネル(11月22日付)などによると、イスラエル軍がベカーア県内の10ヵ村を爆撃し、40人が死亡した。

イスラエル軍はまた、南部県を爆撃し、5人が死亡したほか、ナバティーア県の複数ヵ所を爆撃し、7人が死亡した。

イスラエル軍は首都ベイルート南部郊外に対しても爆撃を加えた。

さらに、レバノン南部に展開するUNIFIL所属のイタリア軍部隊の司令部を爆撃し、イタリア軍兵士4人が負傷した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、11月22日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して37回の攻撃を実施したと発表した。

イスラエル軍がテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて発表したところによると、22日にヒズブッラーは約80発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

レバノンの保健省は、9月23日以降の死者数は3,583人、負傷者が15,244人に達したと発表した。

AFP, November 22, 2024、ANHA, November 22, 2024、‘Inab Baladi, November 22, 2024、Naharnet, November 22, 2024、NNA, November 22, 2024、Qanat al-Manar November 22, 2024、Reuters, November 22, 2024、SANA, November 22, 2024、SOHR, November 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts