ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合所属の航空機がシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のムーハサン市にある「イランの民兵」の陣地複数ヵ所を爆撃した。
これと前後して、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にある東岸のCONOCOガス田に米軍が違法に設置している基地から同地に向けて砲撃が行われた。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシャッダーディー市に米軍が違法に設置しているシャッダーディー市の基地が、イランの支援を受ける武装集団が発射したロケット弾2発の攻撃を受け、防空システムがこれを撃破した。
これを受けて、米軍戦闘機複数機がダシーシャ村近郊の山岳・砂漠地帯に対して複数のミサイルで爆撃を行った。
2023年10月19日以降、シリア領内にある米軍基地や米軍施設が狙われるのはこれで158回目。
内訳は以下の通り:
ウマル油田の基地:36回
シャッダーディー市の基地:21回
CONOCOガス田の基地:55回
ハッラーブ・ジール村の基地:22回
タンフ国境通行所の基地:18回
タッル・バイダル村の基地:2回
ルーバールヤー村の基地:2回
カスラク村の基地:1回
ワズィール休憩所の基地:1回
このほか、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。
AFP, November 25, 2024、ANHA, November 25, 2024、‘Inab Baladi, November 25, 2024、Reuters, November 25, 2024、SANA, November 25, 2024、SOHR, November 25, 2024などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア当事者和解調整センターの…
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