ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を28回攻撃する一方、戦闘員28人が死亡したと発表(2024年11月28日)

ナハールネット(11月28日付)、NNA(11月28日付)、マナール・チャンネル(11月28日付)などによると、イスラエル軍はレバノン南部のマルカバー村に帰還した住民に向けて発砲、少なくとも2人が負傷した。

イスラエル軍は、レバノン南部への駐留を続け、同地に帰還しないよう住民らに警告を続けている。

イスラエル軍は午後1時1分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノン南部の複数ヵ所で不審な車輛複数輌に対して発砲を行ったと発表した。

また、午後4時31分、南部(サイダー市近郊のバイサリーヤ村)にあるヒズブッラーの施設でテロ活動が確認されたとして、爆撃を実施した。

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レバノン・イスラーム抵抗は午前4時18分にテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、イスラエルの攻撃が激化した9月17日から停戦が発効した11月27日までの戦闘の戦果を示したインフォグラフィアを公開した。

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また、レバノンの保健省は、2023年10月8日以降のイスラエル軍の攻撃による死者数が3,961人、負傷者数が16,520人に達したと発表した。

AFP, November 28, 2024、ANHA, November 28, 2024、‘Inab Baladi, November 28, 2024、Naharnet, November 28, 2024、NNA, November 28, 2024、Qanat al-Manar November 28, 2024、Reuters, November 28, 2024、SANA, November 28, 2024、SOHR, November 28, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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