トルコのソズジュ(12月1日付)などトルコとシリア反体制派の複数のメディアは、トルコの治安筋の話として、シリア政府の使節団がトルコ南部のアンタルヤ市を訪れ、「攻撃抑止」軍事作戦局によるアレッポ市制圧などシリア北部の情勢について協議したと伝えた。
これに関して、エコルTV(12月1日付)などは、シリア政府に違い複数筋の話として、この報道が事実を反映しておらず、こうした交渉に向けたいかなる動きもないと否定した。
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トルコのハカン・フィダン外務大臣は、イラクのフアード・フサイン副首相兼外務大臣と電話会談を行い、「攻撃抑止」の戦いに伴い悪化するシリア情勢の周辺諸国への波及を阻止する必要があることを確認した。
フィダン外務大臣はまた、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣とも電話会談を行い、シリア北部情勢への対応について協議した。
フィダン外務大臣はさらに、レバノンのナジーブ・ミーカーティー首相、カタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー首相とも電話会談を行った。
AFP, December 1, 2024、ANHA, December 1, 2024、‘Inab Baladi, December 1, 2024、Reuters, December 1, 2024、SANA, December 1, 2024、SOHR, December 1, 2024などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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