アサド大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領と電話会談を行い、シャーム解放機構主導による「攻撃抑止」の戦いと、シリア国民軍による「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化への対応などについて議論した。
会談のなかで、アサド大統領は、独立諸国の諸国民の運命として、欧米の計略に直面することは避けられないとしたうえで、それに対峙し、打破することが、これらの計略に対抗するうえでの最大の課題であると述べた。
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アサド大統領はまた、イランのスウード・ペゼシュキヤーン大統領と電話会談を行い、シャーム解放機構主導による「攻撃抑止」の戦いと、シリア国民軍による「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化への対応について議論した。
会談のなかで、アサド大統領は、テロが激化している事態に関して、欧米諸国が自らの利益と目的に基づいて、地域を分割し、国家を解体し、地図を再編成しようとする長期的な目標を反映したものだと断じた。
また、こうした事態悪化が、シリアとその軍にさらなる決意を与え、テロの手先を完全に根絶するための戦いをシリア全土で一層強化するだけだと強調した。
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バッサーム・サッバーグ外務在外居住者大臣はバーレーンのアブドゥッラティーフ・ビン・ラーシド・ズィヤーニー外務大臣と電話会談を行い、シャーム解放機構主導による「攻撃抑止」の戦いと、シリア国民軍による「自由の暁」作戦に伴うシリア北部の情勢悪化への対応について意見を交わした。
AFP, December 2, 2024、ANHA, December 2, 2024、‘Inab Baladi, December 2, 2024、Reuters, December 2, 2024、SANA, December 2, 2024、SOHR, December 2, 2024などをもとに作成。
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