ジャラーリー内閣は閣議を開き、アレッポ県の住民の抵抗を支えるための措置について議論、市民への影響に柔軟に対応することを確認(2024年12月3日)

ムハンマド・ガーズィー・ジャラーリー内閣は閣議を開き、アレッポ県の住民の抵抗を支えるための措置について議論し、市民への影響に柔軟に対応することを確認した。

閣議におけるジャラーリー首相の主な発言は以下の通り。

  • テロおよびその支援者に対する戦いに必要とされるすべてを提供することに配慮すること。
  • シリア国民は、テロの侵攻を受けた全国土を解放するまで、軍武装部隊を支援し続けること。
  • テロリズムが押し付けようとしている異常事態に対抗するための異例の措置が必要であること。
  • 侵略テロ勢力は、祖国とその理念を信じるシリア国民の意志を挫くことはできないこと。

閣議では、主に以下の議題が議論された。

  • テロ集団の攻撃によってアレッポ市とその周辺で発生した状況の影響。
  • 食料品の供給継続を保証し、迅速な介入措置を取ること。
  • 各県における市場の現状を点検。
  • アレッポ市およびその周辺地域における教育状況への対応に関する教育養育省の計画を承認。
  • アレッポ県から移動してきた学生を国立大学や専門学校で受け入れるための高等教育省の提案を承認。

AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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