シャーム解放機構がシリア北西部の自治(行政)を委託していた傘下組織のシリア救国内閣で首班を務めてきたムハンマド・バシール氏がジャラーリー首相に代わる首相に任命(2024年12月9日)

アラビーヤ(12月9日付)、ジャズィーラ(12月9日付)は、シリアの複数メディアの情報として、シャーム解放機構がシリア北西部の自治(行政)を委託していた傘下組織のシリア救国内閣で首班を務めてきたムハンマド・バシール氏がムハンマド・ガーズィー・ジャラーリー首相に代わる首相に任命されたと発表したと伝えた。

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シリアのサラーム・ムハンマド・サッファーフ行政開発担当国務大臣はRIAノーヴォスチ(12月9日付)の取材に応じ、シリアでの政権移譲プロセスは6ヵ月はかかると予想している、と述べた。

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ムハンマド・ガーズィー・ジャラーリー首相は、アリー・マフムード・アッバース国防大臣の所在に対して「分からない」と述べた。

また、RIAノーヴォスチ(12月9日付)は、クサイ・ダッハーク国連シリア常駐代表に、シリア領内のロシア軍の基地の将来について質問したが、「質問に答える情報を持っていない」として回答を拒否したと伝えた。

AFP, December 9, 2024、Alarabia, December 9, 2024、Aljazeera, December 9, 2024、ANHA, December 9, 2024、‘Inab Baladi, December 9, 2024、Reuters, December 9, 2024、RIA Novosti, December 9, 2024、SANA, December 9, 2024、Sham FM, December 9, 2024、SP-Today, December 9, 2024、SOHR, December 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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