ラッカ県でアサド政権の崩壊を祝う集会に向けて何者かが発砲、アサーイシュが参加者を強制排除(2024年12月12日)

ラッカ県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(12月12日付)などによると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるラッカ市で住民らがアサド政権の崩壊と「シリア革命旗」の掲揚を祝う集会が行われた。

集会に参加した一部住民らが、内務治安部隊(アサーイシュ)に投石などを行ったため、アサーイシュは発砲し、強制排除を試みた。

これにより、デモに参加していた5人が負傷した。

一方、ANHA(12月12日付)は、「傭兵」がアサド政権の崩壊を祝う集会に向けて発砲、これにより市民43人が負傷したと伝えた。

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こうした事態を受けて、内務治安部隊(アサーイシュ)は外出禁止令を発出、13日から追って通知があるまで、午後5時から13日午前8時までの外出を全支配地で禁じると発表した。

AFP, December 12, 2024、ANHA, December 12, 2024、‘Inab Baladi, December 12, 2024、Reuters, December 12, 2024、SANA, December 12, 2024、Sham FM, December 12, 2024、SOHR, December 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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