ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「前体制の残党」がジャブラ市近郊のムザイラア町でシャーム解放機構と共闘する国民解放戦線(シリア国民軍)所属のシャーム軍団の部隊を要撃、激しい戦闘の末にメンバー15人を殺害、多数を負傷させた。
シャーム軍団の部隊は、「前体制の残党」による武器の略奪を阻止するためにハキーム村の兵舎に向かっていたところを要撃された。
シャーム軍団を要撃したのは、マーヒル・アサド准将の親族で、カプタゴンの製造や取引を統括していたとされるワスィーム・アサド氏とつながりがあったグループと見られ、放棄された拠点や兵舎、施設から物資を盗む行為を行っていたという。
事件を受けて、ヒムス県では、シリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)は沿岸地域の村々を掃討するため、第82部隊とK9旅団、シャーム解放機構所属の部隊などからなる大規模部隊を派遣した。
AFP, December 14, 2024、ANHA, December 14, 2024、‘Inab Baladi, December 14, 2024、Reuters, December 14, 2024、SANA, December 14, 2024、Sham FM, December 14, 2024、SOHR, December 14, 2024などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
イスラエル軍は午後9時8分、テ…
米中央軍(CENTCOM)は1…
ダマスカス郊外県では、シリア人…