ダマスカス県では、シリア人権監視団、AFP(12月19日付)などによると、ウマウィーイーン広場で、住民ら数千人がデモを行い、世俗主義国家の樹立、女性の政治参加を訴えた。
デモは市民青年連合を名乗る活動家らの呼びかけを受けて行われたもので、女性、若者、学生、弁護士、労働者らが参加した。
デモ参加者らは、「我々は宗教主義(ディーノクラーティーヤ)ではなく、民主主義(ディームクラーティーヤ)を望む」、「法治国家、市民国家に向かって」、「自由な女性なくして自由な祖国なし」などと書かれた紙を掲げ、「自由で市民のためのシリア」、「我々は宗教主義でなく、民主主義を望む」といったシュプレヒコールを連呼した。
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なお、SNSでは、市民青年連合が発表したとされる声明が拡散された。
声明には、これまでの国旗(赤、白、黒の横縞、緑色の二つの星)をもとにデザインされたエンブレムが使用され、12月19日に発表された声明では以下のような主張がなされていた。
声明
我々は市民青年連合
シリアにおける世俗的市民潮流我々はシリアが世俗的市民国家であることを改めて表明する。
また、フランス占領の旗を拒否します。 さらに、我々の旗は、祖国シリアの旗であり、純潔なる我々の殉教者たちが埋葬された地に掲げられるものであることを強調する。
これに関して、タアッカドは独自の調査を行い、フェイクだと結論づけた。
AFP, December 19, 2024、ANHA, December 19, 2024、‘Inab Baladi, December 19, 2024、Reuters, December 19, 2024、SANA, December 19, 2024、Sham FM, December 19, 2024、SOHR, December 19, 2024、al-Watan, December 19, 2024などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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