米国防総省のパトリック・ライダー報道官は記者会見で、シリア領内に米軍関係者約2,000人が駐留していると明かした。
ライダー報道官は以下の通り述べた。
まず一点、伝えておきたい事がある。これまで、シリアにおける米軍の配備人数について、約900名と定期的に説明してきた。だが、シリアの情勢とその関心の高さを鑑み、実際の人数がそれを上回る可能性があることを最近把握し、確認を依頼した。その結果、本日、実際の人数が約2,000名であることを確認した。
説明によれば、追加部隊は一時的なローテーション部隊として派遣され、変化する任務要件に対応しているとのことである。一方、900名の主力部隊は長期配備されている。また、多くの配備において、人数が時折変動するのは一般的である。だが、今回の数字がこれまでの報告内容を大きく上回ることを踏まえ、この情報を把握した時点で速やかに伝えることを決定した。さらに、配備に関しては、外交的および運用上の安全保障上の考慮が伴う場合があり、今回もそのような状況である。しかし、シリアに対する関心の高さやこれまでの報告内容を踏まえ、最新の情報を提供することが重要であると判断した。
また、説明によれば、これらの部隊は「ダーイシュ撃破作戦」を補完するものであり、アサド政権の崩壊以前からシリアに配置されていたとのことである。この件に関しては、質疑応答の際に質問があれば喜んでお答えする。
AFP, December 20, 2024、ANHA, December 20, 2024、‘Inab Baladi, December 20, 2024、Reuters, December 20, 2024、SANA, December 20, 2024、Sham FM, December 20, 2024、SOHR, December 20, 2024、al-Watan, December 20, 2024などをもとに作成。
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