シリア軍事作戦総司令部の収監施設に拘束されている兵士たちの家族300人以上から、同総司令部のアフマド・シャルア司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)に対して釈放を求める訴え(2024年12月24日)

シリア人権監視団は、シリア軍事作戦総司令部の収監施設に拘束されている兵士たちの家族300人以上から、同総司令部のアフマド・シャルア司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)、およびシリアの暫定内閣に対して兵士たちの釈放を求める訴えが寄せられたと発表した。 家族らは、訴えのなかで、12月8日に戦闘が終結した後も、シリア軍事作戦総司令部の収監施設に捕虜として拘束されているシリア軍の将兵の即時釈放が求められている。

一方、カダム地区では「シャッビーハ」との疑いをかけられていた男性1人が総合治安局(総合治安機関)によって殺害された。

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シリア人権監視団は、前政権下の刑務所で拷問などにより約300人が死亡していたことを新たに確認したと発表した。

これにより、2024年初め以降死亡が確認された収監者の数は6,336人となった。

AFP, December 24, 2024、Aleamaliaat_aleaskaria, December 24, 2024、ANHA, December 24, 2024、‘Inab Baladi, December 24, 2024、Reuters, December 24, 2024、Sham FM, December 24, 2024、SANA, December 24, 2024、SOHR, December 24, 2024、Syriafree25, December 24, 2024、al-Watan, December 24, 2024などを参照。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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