タルトゥース県ヒルバト・マアッザ村でスハイル・ハサン准将を支持する住民が武装、総合治安局要員14人を殺害、総合治安局もサイドナーヤー刑務所での犯罪に関与していたシリア軍士官ら多数を逮捕（2024年12月25日）

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、ヒルバト・マアッザ村で武装した住民と総合治安局（総合治安機関）の要員が激しく交戦した。

戦闘は、住民が家宅捜索を拒否したことがきっかけ。

武装した住民は、スハイル・ハサン准将の支持者で、総合治安局の車輛1輌を襲撃、戦闘へと発展、総合治安局の要人14人と武装した住民3人が死亡、双方に多数の負傷者が出た。

事態を受け、総合治安局が村を包囲し、数十人を逮捕、連行した。

うち1人は、サイドナーヤー刑務所での犯罪に関与していたシリア軍のムハンマド・カンジュー・ハサン少将だという。

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アリーハー市に近いM4高速道路沿線で、処刑された男性1人の遺体が発見された。

ハマー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がムライワド村の自宅に帰宅しようとしていた男性1人を銃で撃ち殺害した。

また、正体不明の武装集団がタッル・サーリーン村で3人を銃で撃ち殺害した。

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市近郊、四輪駆動車に乗った正体不明の武装集団が20歳の大学生を銃で撃ち殺害した。

ラタキア市でも医学生が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市で、シリア軍事作戦総司令部のメンバーが武装解除を拒否する国防隊のメンバーと交戦した。

シリア人権監視団は、ヒムス県内で最近になって、正体不明の武装集団による誘拐事件が14件も発生していると発表した。

AFP, December 25, 2024、Aleamaliaat_aleaskaria, December 25, 2024、ANHA, December 25, 2024、‘Inab Baladi, December 25, 2024、Reuters, December 25, 2024、Sham FM, December 25, 2024、SANA, December 25, 2024、SOHR, December 25, 2024、Syriafree25, December 25, 2024、al-Watan, December 25, 2024などを参照。