シリア軍事作戦総司令部は過去1週間で前政権関係者約300人を逮捕:ラタキア県でパレスチナ人の民兵組織クドス旅団の「ナンバー2」と目される司令官らを逮捕(2024年12月29日)

シリア人権監視団は、シリア軍事作戦総司令部がヒムス県、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、アレッポ県、タルトゥース県、ラタキア県、ダイル・ザウル県などで旧政権関係者の追跡・逮捕を継続し、過去1週間で約300人を逮捕したと発表した。

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ラタキア県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、パレスチナ人の民兵組織クドス旅団の「ナンバー2」と目される司令官のバッサーム・タウフィーク氏と、司令官の1人バッサーム・ムハンマド・マクスード氏がシリア軍事作戦総司令部によって逮捕された。

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ヒムス県では、シリア・アラブ通信(SANA、https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、ヒムス市のザフラー地区に前政権の関係者の社会復帰のための和解センターが開設された。

AFP, December 29, 2024、Aleamaliaat_aleaskaria, December 29, 2024、ANHA, December 29, 2024、‘Inab Baladi, December 29, 2024、Reuters, December 29, 2024、Sham FM, December 29, 2024、SANA, December 29, 2024、SOHR, December 29, 2024、Syriafree25, December 29, 2024、al-Watan, December 29, 2024などを参照。

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