ヒムス県では、SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、シリア軍事作戦総司令部と内務省がヒムス市での掃討作戦を継続、アッバースィーヤ地区、サビール地区、ザフラー地区、ムハージリーン地区で「アサド体制の民兵の残党」の追跡、摘発を行った。
これにより、内務治安局はヒムス市内で、シリア軍事作戦総司令部によるサイドナーヤー刑務所の掌握前に監視カメラを破壊したムハンマド・ヌールッディーン・シャルフーム容疑者、和解を拒否した「民兵残党」のサーヒル・ナッダーフ容疑者を逮捕した。
「シリア革命の咆哮者たち」のテレグラムのアカウント(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シリア軍事作戦総司令部は、シリア軍第4師団と共和国護衛隊の士官5人以上を逮捕、大量の武器を押収した。
一方、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部は、治安作戦の一環でヒムス市で逮捕していた作家のムイーン・サーリフ氏ら約20人を釈放した。
ヒムス県では、シリア人民抵抗によると、シリア軍事作戦総司令部に所属する武装集団がズフーリーヤ村で、一家7人を拉致した。
また、「シリア革命の咆哮者たち」によると、ヒムス市で「アサドの民兵の残党」で航空士官1人を逮捕した。
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アレッポ県では、SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、内務治安局(内部治安部隊)の部隊がアレッポ市で「アサド体制の民兵の残党」に対する治安作戦を実施、国民に対する犯罪に関与した者たちを逮捕した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部がブーカマール市で大規模な掃討作戦を実施し、数日前に発生した同総司令部所属の武装集団のメンバー2人の殺害に関与したと見られる10人以上を逮捕した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部がシリア軍から鹵獲したヘリコプター複数機が治安作戦の一環として、カルダーハ市上空一帯を旋回し、指名手配中の元シリア軍の士官らの捜索を行った。
AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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