ヒムス県では、SANAによると、内務省所轄の総合治安局が、ヒムス市内での掃討作戦を終了したと宣言した。
作戦に関して、総合治安局長は、多数の武器貯蔵施設を掌握、多数の「犯罪者」を逮捕する一方、多数の容疑者も拘束、司法当局が捜査を行い、一部については釈放、一部については現在も捜査中だと発表した。
また、シリア軍事作戦総司令部の部隊は撤退、内務治安局については治安と安全を確保するために検問所を維持すると付言した。
シリア人権監視団によると、作戦終了宣言を受けて、釈放されたのは数十人で、約150人が依然として身柄を拘束されたまま。
また、ヒムス県東部で逮捕されたシリア軍の元将兵は500人近くに及んでいるという。
一方、シリア人権監視団によると、ヒムス市アッバースィーヤ地区で正体不明の武装集団によって住民8人が拉致され、その後殺害された。
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アレッポ県では、SANAによると、内務治安局はアレッポ市で略奪や強盗に関与した組織を拘束し、司法当局に送致した。
また、『ワタン』によると、内務治安局は麻薬密売を行っていた男性1人を逮捕した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部はムザイラア町など県内各所で和解プロセスに応じなかったシリア軍の元兵士らに対する大規模逮捕作戦を開始した。
シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部は、住民らに対して2時間以内に武器を引き渡すよう通告したという。
シリア人権監視団によると、内務治安局はまた、バーニヤース市でレバノンのヒズブッラーに近いとされるアリー・アズィーズ・サーリフ准将を逮捕した。
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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部がタドゥワイル・シャイフ・サアド村で住民を襲撃したとされる地元の武装集団が乗った複数台の車を追跡した。
一方、タルトゥース市内では、武装集団が市民の住宅を襲撃、内務治安局がこれを撃退した。
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ダマスカス県では、SANAによると、内務治安局が治安と安定の強化のためとしてマーリキー地区、アブー・ルンマーナ地区に部隊を展開させた。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市で女性2人が銃で誤射され、1人が死亡、1人が負傷した。
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ダルアー県では、イナブ・バラディーによると、サナマイン市で住民らが抗議デモを行い、シリア軍事作戦総司令部に対して、同市内で発生した武装集団どうしの戦闘の当事者で、アサド政権に協力していた地元武装集団のリーダーの1人ムフスィン・ハイマド氏の処罰を求めた。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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