トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯を激しく攻撃(2025年1月8日)

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が深夜、スルーク町一帯を砲撃した。
ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が晩にアイン・イーサー市近郊のスカイルー村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍戦闘機が午前にティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍はまた午前中に、シリア国民軍とともにダム一帯の村々を砲撃、シリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が迎撃した。
ANHAによると、マンビジュ軍事評議会はこの戦闘でシリア国民軍の車輛2台を破壊した。

ANHAによると、これに対して、トルコ軍とシリア国民軍は昼頃、カラ・クーザーク橋一帯を砲撃、マンビジュ軍事評議会と激しく交戦した。

ANHAによると、トルコ軍の無人航空機複数機が、ティシュリーン・ダムに向かおうとしていた住民らの車からなる車列を攻撃した。
ANHAによると、これにより、民間人3人が死亡、15人が負傷した。
ANHAによると、ティシュリーン・ダムに到着した住民らは、声明を出し、ダムに留まると宣言、米主導の有志連合に対して、トルコ軍とシリア国民軍の攻撃を停止させるために義務を果たすよう呼びかけた。


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ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午前にカルズィールー(ゲル・ゼロ)村近くで車1台を狙って攻撃を行った。
ANHAによると、これに関して、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、民間人1人が死亡、1人が負傷したと発表した。
ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍はまた、タッル・タムル町近郊のタウィーラ村、タッル・タウィール村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後にもタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村近くの穀物サイロを砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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