各地で誘拐犯、窃盗・麻薬密輸グループが摘発するなか、殺人事件も相次ぐ(2025年1月18日)

アレッポ県では、SANAによると、内務省総合治安局が10万米ドルの身代金を要求していた誘拐犯のグループを逮捕し、誘拐されていた複数の民間人を解放した。

また、総合治安局のアレッポ市シャッアール支部が、窃盗グループを逮捕した。

**

ラタキア県では、SANAによると、内務省総合治安局がラタキア市で窃盗グループを逮捕し、火器と多額の金銭を押収した。

総合治安局はまた、窃盗麻薬密売グループを逮捕した。

さらに、旧政権の「残党」が子どもの玩具や家具のなかに隠していたカプタゴンを押収した。

一方、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が、ラタキア市のダマスラフー地区を強襲し、アラウィー派のシャイフの1人ハーディー・カンジャラーウィー氏の自宅など住宅複数棟に向けて発砲した。

治安要員は、住民らを罵倒するなどし、指名手配者と関係があるとされる複数人を逮捕した。

**

ダマスカス県では、SANAによると、警察がバルザ区で殺人犯を逮捕した。

また、、内務省総合治安局が公共財産の保護と交通整理を目的として、市内に展開した。

『ワタン』によると、総合治安局は、マッザ区およびその周辺に展開した。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、クサイル市に近いレバノンとの国境地帯に位置するハーウィーク村で、灯油の密輸業者どうしが衝突、迫撃砲を撃ち合った。

また、シリア人権監視団によると、ジャッブーリーン村で、住民がシャーム解放機構のメンバーによって銃で撃たれて死亡した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムハルダ市で正体不明の武装集団が若い男性1人を誘拐し、その後暴行を加えて殺害した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts