シリア民主軍のマズルーム・アブディー司令官はXで、米中央軍(CENTCOM)のマイケル・エリック・クリラ司令官(陸軍中将)と最近会談したことを明らかにした。
会談では、シリア情勢とダーイシュ(イスラーム国)に対する合同作戦について議論、アブディー司令官は、ハサカ県のフール・キャンプに収容されているダーイシュ・メンバーの家族の社会復帰と、刑務所の安全確保に向けた国際的な取り組みの重要性を強調した。
また、協力関係強化の重要性と、シリア北東部での恒久的な停戦の達成と国全体の安全と安定の実現における米国の役割を再確認したという。
なお、CENTCOM)は16日付で声明を出し、クリラ司令官が、シリア民主軍と会談、フール・キャンプを視察したと発表、同キャンプとハサカ県のロジュ・キャンプに収容されているダーイシュ・メンバーらの帰国支援に注力していることを強調していた。
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