ヒムス県でのシリア軍事作戦総司令部と傘下の地元地元武装集団が殺害したアラウィー派、シーア派、ムルシド派宗徒ら住民の数は過去72時間で35人に(2025年1月24日)

ヒムス県では、SANAが県広報局の発表として伝えたところによると、治安部隊が県西部の農村地帯で法律違反者に対する掃討作戦を実施した。

作戦は数時間にわたり行われ、任務達成後に撤退した。

広報局はまた、マリーミーン村での宗教施設への破壊を非難した。


その後、アブドゥッラフマーン・アアマー県知事や県議会議員らからなる使節団がマリーミーン村を訪れ、住民らと面談、宗教施設などへの攻撃を拒否する意思を示した。

一方、シリア人権監視団によると、タッルカラフ市近郊のムシャイリファ村出身の若い男性がレバノン国境地域で、内務省総合治安局の暴行を受けた。

シリア人権監視団によると、軍服を着た正体不明の武装集団が県西部のファーヒル村を強襲し、民間人13人を処刑、53人を逮捕した。

シリア人権監視団によると、その後死者数は士官複数人を含む15人となった。

また、シリア人権監視団によると、27日に新たに1人の遺体が発見され、死者数は16人となった。

シリア人民抵抗は26日に、ファーヒル村で殺害された犠牲者の氏名を公開した。

シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部の傘下で活動する地元武装グループが、過去72時間に県西部各所で処刑したアラウィー派、シーア派、ムルシド派の宗徒を含む民間人の数は35人に上っている。

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ダマスカス郊外県では、SANAによると、ホワイト・ヘルメットをはじめとするボランティア・チームがザマルカー町で清掃美化活動を行った。

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