ラタキア県でシリア軍事作戦総司令部のメンバー3人が襲撃を受け死傷:ダマスカス郊外県では科学研究口頭学院の教員がシリア軍事作戦総司令部の召喚後遺体で発見される(2025年2月1日)

ラタキア県では、SANAによると、シリア軍事作戦総司令部のメンバー3人がムフターリーヤ村近くのM4高速道路沿線で「アサドの民兵の残党」の要撃を受け、1人が死亡、2人が負傷した。

これに関して、シリア人民抵抗は声明を出し、ラタキア県のM4高速道路沿線でシリア軍事作戦総司令部を名乗るテロ・グループを要撃、5人を銃で殺傷したと発表した。

その後、「敵」は、ムハンマド・ハーリド・カナアーン(イドリブ県ナージヤ村出身)が死亡、フドル・ハーッジ・スライマーン(イドリブ県ビダーマー町出身)、アフマド・サーミル・バシュビールーが負傷したと発表したという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人民抵抗によると、「シャーム解放機構(シリア軍事作戦総司令部)のテロリスト」によって1月下旬によって首都ダマスカスに召喚され、その後連絡が取れなくなっていた科学者のハッサーン・イブラーヒーム博士が、ダマスカス郊外県マアルバー村で遺体となって発見された。

シリア人権監視団によると、イブラーヒーム博士はアラウィー派宗徒で、ダマスカス郊外県の科学研究口頭学院で教鞭を取っていたが、1月28日に職場で「誘拐」されていた。

一方、シリア人権監視団によると、ジャルマーナー市近郊で正体不明の武装集団が住民に向けて発砲、これにより2人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、アルザ村で新たに住民2人の遺体が発見された。

これにより、1月31日以降にアルザ村で殺害された住民(アラウィー派宗徒)は10人となった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カファルヤー町で若い男性1人が何ものかによって殺害された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャニーヤ村での治安作戦で武装集団によって逮捕されていた若い男性1人が、拷問を受けて死亡した。

また、シリア人権監視団によると、カニーサ村で1月22日にシリア軍事作戦総司令部によって逮捕された若い男性2人が、獄中で死亡した。

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アレッポ県では、SANAによると、アレッポ市ハナーヌー地区警察が、麻薬密売グループを逮捕、カプタゴン50000錠を押収した。

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ダマスカス郊外県では、スワイダー24によると、内務省総合治安局が、指名手配者(麻薬密輸業者ら)を逮捕するためにヒルバト・ワルド村を強襲し、戦闘となった。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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