シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、ドイツのオラフ・ショルツ首相と電話会談を行った。
ショルツ首相は、シャルア暫定大統領の就任を祝福するとともに、新政権の政策を支持し、国内の平和の維持に向けた取り組みを高く評価した。
また、シリアの領土統一に向けた交渉の継続への支持を表明、北・東シリア地域の統合の重要性を強調した。
これに対して、シャルア暫定大統領は、ドイツによるシリア国民を支援し、シリア難民を受け入れてきたことに謝意を示した。
また、移行期のロードマップ、経済制裁解除に向けた取り組みについて説明した。
両首脳は、シリアの安全保障上の課題とその包括的な対応について議論し、治安と安定を確保するための協力の必要性を確認した。
さらに、シリアの政治プロセスの支援、その独立性、領土主権の尊重についても意見を交わした。
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シャルア暫定大統領はまた、レバノンのジョゼフ・アウン大統領と電話会談を行った。
アウン大統領はシャルア暫定大統領の就任を祝福し、両国の協力と外交関係の強化の必要性を強調、シリアの領土統一、独立、主権の維持を支持する立場を改めて表明した。 シャルア暫定大統領も、シリアとレバノンを結ぶ歴史的・地理的な絆の重要性を強調し、両国が共有する長い歴史的関係に言及した。
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