国連使節団がクナイトラ県サラーム市を視察するなか、イスラエル軍地上部隊は2ヵ村に一時侵攻:シリア・アラブ赤新月社は救急対応チームがイスラエル軍に拘束されたと発表(2025年2月17日)

クナイトラ県では、SANAによると、国連の使節団がサラーム市(旧バアス市)の県庁を訪問した。

シリア人権監視団によると、国連使節団の視察は2月2日に続いて2回目で、県庁舎の設備の利用状況を確認した。

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一方、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊は、国連使節団のサラーム市視察と前後して、イッシャ村とアスバフ村に侵攻した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊はその後2ヵ村から撤退した。

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シリア・アラブ赤新月社は声明を出し、2月15日夜、同社の緊急対応チームがクナイトラ県ラスム・シャーリア地区で女性患者を搬送中にイスラエル軍のパトロール部隊によって拘束されたと発表した。

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