シリア人権監視団は、イドリブ県南部で、アサド政権の崩壊とアフマド・シャルア暫定大統領が指導する新政権の発足により、国家機関やその職員が完全に不在となるなか、電気、学校、パン製造工場、病院といった基本サービスの提供が停止し、住民の生活がさらに困窮していると発表した。 シリア人権監視団はまた、ヒムス県ヒムス市のザフラー地区、ザハブ地区などアラウィー派が多く暮らす地域で、治安作戦や掃討作戦の結果、商業活動が停滞していると発表した。 (C)青山弘之 All rights reserved.