タルトゥース県では、SANAによると、カーフ・ジャーア村でイスマーイーリー派の若い男性2人(フサイン・アブドゥッラー氏、アンマール・ミール・アリー氏)が遺体で発見された。
同地の治安部門責任者のムハンマド・フーリーヤ氏によると、事件の通報を受け、内務省総合治安局の部隊が捜査のために現場を訪れたが、そこで2人の殺害に関与したと見られる前政権の「残党」の襲撃を受け、戦闘となり、総合治安局の隊員1人が死亡したものの、部隊は容疑者1人を逮捕、1人を無力化した。
それ以外の容疑者は逃走した。
また、シリア人権監視団によると、事件発生後、内務省総合治安局の隊員1人と民間人1人が遺体で発見された。
シリア人権監視団によると、「残党」はサーフィーター市にある分所(国防省部隊、あるいは内務省総合治安局)を手りゅう弾で攻撃し、戦闘となり、民間人1人が死亡、1人が負傷した。
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ヒムス県では、『ワタン』によると、内務省総合治安局がヒムス市のムハージリーン地区に展開した。
同地区への展開は、総合治安局のパトロール部隊が襲撃を受けたことに対処するためのもの。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がアイン・シャムス村での掃討作戦で拘束していた老人や子どもなど40人を釈放した。
シリア人権監視団によると、アイン・シャムス村での掃討作戦で負傷していた1人が新たに死亡した。
これにより、同作戦で殺害された住民は5人となった。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が、前政権の「残党」を指導していたとされる前人民議会議員のカースィム・ハマウィー容疑者を逮捕した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がカトナー市で治安作戦を実施し、住民数十人を逮捕した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、県北部の国内避難民(IDPs)キャンプで住民1人とその妻が遺体で発見された。
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シリア・クルド国民評議会のムハ…