タルトゥース県、ダマスカス郊外県、アレッポ県、ヒムス県、ダルアー県で内務省総合治安局への要撃や住民殺害が続く(2025年3月15日)

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、バーニヤース市の文化センター近くで正体不明の武装グループが内務省総合治安局を手りゅう弾で攻撃し、これに対して内務省総合治安局はグループのメンバー1人を逮捕、1人を殺害した。

シリア人権監視団によると、ハッラーブ・マルキーヤ村近くの街道で何者かによって誘拐されていた男性1人が遺体で発見された。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、タルフィーター村で内務省総合治安局が正体不明の武装グループの要撃を受け、隊員1人が負傷した。

事件を受け、内務省総合治安局はタルフィーター村を包囲した。

シリア人権監視団によると、ザーキヤ町で、若い男性1人が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マンビジュ市で暫定政権の内務省総合治安局が武装グループと交戦し、住民1人が死亡した。

シリア人権監視団によると、アレッポ市のハムダーニーヤ地区で消防隊員1人が何者かによって殺害された。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、4日前にシャニーヤ村で誘拐されていた20歳代の若い男性と17歳の青年が遺体で発見された。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がフラーク市で麻薬密売グループのアジトを強襲し、戦闘となり、1人が死亡した。

**

ラタキア県では、SANAによると、ムハンマド・ウスマーン県知事がイヤード・ハッザーア政治局長とともに、国防省部隊と内務省総合治安局による「虐殺」の被害を受けたフワイズ村、ルマイラ村を慰問した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts