内務省総合治安局と「旧体制の残党」との戦闘と、アラウィー派住民らへの虐殺を受けてシリア駐留ロシア軍の司令部があるフマイミーム航空基地に避難していた住民の帰還が始まる(2025年16月16日)

ラタキア県では、SANAによると、沿岸部での国防軍部隊、内務省総合治安局と「旧体制の残党」との戦闘と、アラウィー派住民らへの虐殺を受けてシリア駐留ロシア軍の司令部があるフマイミーム航空基地に避難していた住民の帰還が始まった。

また、ジャブラ郡の首長と治安担当者がフマイミーム航空基地を訪れ、治安が安定したことを伝え、帰宅を促した。

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一方、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア暫定政権は、住民を帰還させるため旅客バス複数台を手配し、フマイミーム航空基地に派遣した。

だが、多くの住民は、基地から離れるのを拒否しているという。

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