ダマスカス県、ハマー県、ヒムス県で住民の殺害相次ぐ(2025年4月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ナイラブ・パレスチナ難民キャンプで、前政権に所属する武装グループと内務省総合治安局が交戦し、武装グループのメンバー1人が死亡、内務省総合治安局の隊員がナイフなどで襲撃を受け、武器を奪われ、車複数台が破壊された。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、3月29日に誘拐されていた若い男性の1人が遺体で発見され、ムワーサー病院に収容された。

また、シリア人権監視団によると、バルザ区で麻薬密売に関与していたとされるジャミール・ムハンマド・ダックー容疑者が何者かに銃で頭を撃たれて死亡し、遺体で発見された。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、クッバト・クルディー村からサラミーヤ市近郊のタッル・ダッラ村に牛乳を輸送していた車が正体不明の武装グループの襲撃を受け、乗っていた若い男性1人と子ども1人が死亡した。

また、グール・アースィー村で正体不明の武装グループが若い男性1人を銃で撃ち殺害した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、ドゥライキーシュ市出身の若い男性2人が即決処刑され、サーフィーター市近郊のフドル丘近くで遺体で発見された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市カラム・ルーズ地区のアブドゥルファッターフ・ヌシャイワーティー学校近くで、オートバイに乗った男性が住民に向けて手りゅう弾を投げつけ、子ども1人と家族4人が負傷した。

また、ウンム・サラジュ村出身の住民1人が出勤中にダンハ村に至る交差点近くで正体不明の武装グループの襲撃を受けて死亡した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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