ヒムス市でアラウィー派の一家5人が殺害される(2025年4月4日)

ヒムスでは、シリア人権監視団によると、ダマスカス県タダームン区での2013年の住民虐殺に関与しているとされる前政権の政治治安局の尋問担当の元士官1人ムハンマド・シャリーフ容疑者(アブー・ハイダル)を逮捕した。

また、ヒムス市でアラウィー派の一家5人が殺害され、遺体がワアル地区の病院に収容された。

さらに、県西部のフルウ山の森林で何者かによって殺害された妊婦が遺体で発見されていた。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った2人組の武装グループがヌサイビーン国境通行所近くで男性1人に向けて発砲し、重傷を負わせた。

これを受け、内務省総合治安局が犯行グループを逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジャラーブルス市・マンビジュ市間の地域で任務を遂行していた憲兵隊員1人が正体不明の武装グループによって殺害された。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市の海軍士官学校から迫撃砲2発が発射され、1発はカルダーハ市近郊のブワイタート村に、もう1発はタッル・フワイリー村・ルーズィーヤ村間に着弾した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、バーニヤース市近郊のハリースーン村でオートバイに乗った正体不明の武装グループが兄弟2人を銃で撃ち殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がイラク国境地帯で麻薬密輸ネットワークに対する治安作戦を実施した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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